(18)今はもう昔の話だけれど 2006,06,07, Wednesday
さてくーちゃんの開発日記も18回目になりました。
公式に新Imagineのゲームの案内や画面公開が出来るまで、本当に開発は進んでるの?というファンの皆様に対し、以前クローズβテストで寄せられた意見や会社事情により「出直し開発ちゃんとしてますよ!」っていう事を非公式に伝えるために立ち上げたんだけど開発事情伝わってるかな?・・・ M崎に話を聞いたりして開発事情を書いてるつもりなんだけど。 ゲームの画像は出さないでなるべく資料となる設定の絵とかを出しているんだけど。 なにせ非公式なんで。 これまで載せて来たのは、女神転生IMAGINEってゲームは、「真・女神転生」の世界観で展開され東京崩壊後、生き残った人達の復興ドラマを、新宿、品川、上野、吉祥寺という舞台設定と、実際の場所をレポートしたり、将門の首のエピソードや新宿バベルの塔、六暴政や悪魔について、独り言やふたり言を書いてきた。 オンラインゲームはああなってこうなってたどり着いたらここに行ってという順番や攻略が少ないからね。非公式に内容に触れていくのは結構難しいってわかったよ。 でも公式のニュースよりレアな事だってあるんだってことを信じて、まだまだ独り言書いてくよ。昔の話が多くなるけどかんべんな。なにせ古い人間なんで。 こないだ悪魔の話をしたけど、絵が無かったのは良くないよね。 すこし絵も載せようか。 ![]() ▲聖獣バロン ![]() ▲魔女ランダ ![]() ▲小悪魔ネコマタ ![]() ▲ピクシー ![]() ▲玄武 N社発売のファミコン女神転生。最初に西谷史さんの小説、そしてアニメ映画があったので、中島と弓子の顔やケルベロスはアニメ絵をそのまま描いていた。 アニメにはそんなにいろんな悪魔が出てくるわけじゃなかったので、他の悪魔はアニメぽくなく、っていうかアニメっぽいのが得意じゃなかったので特に龍系の悪魔はファミコンだけどシリアスに描いたんだ。 でもでもその頃、大幅開発増大で7つも8つもラインを見なきゃならないし、絵の上手い新人の男の子にキャラを任せたの。その子の画風はその頃流行のアニメ風でくーちゃんとはかなり違うわけよ。自分でも一生懸命描いたので残念だったけど、龍系以外は全部描き直せ!という事で、かなりの数描いた悪魔キャラの8割はアニメ調の絵に描きかえられた。 くーちゃんの描いたネコマタはちょっとおっかない妖怪もどきだったけど、そやつのネコマタは可愛い小悪魔って感じになった。おかげで人気があったことも確か。もう20年近く前になるから今はどんなおっさんになってるのかなぁ? そんなメガテンのグラフィックも、2にからは金子一馬が現れて一気にグレードアップした。あの独特の画風と表情はすぐにメガテンの顔になった。あの頃と今とCGテクニックさえ違うけど、くーちゃん的には旨さは変わってないと思うね。悪魔な天才画家って大袈裟じゃないと思うよ。でも本当は結構気さくなんで悪魔オヤジって感じじゃないけど。 最近じゃ、この頃のスタッフはみんなオヤジになっちゃってるから、しょうがないけど丸くなるもんだよ。 昔はさぁ、岡田と金子が黒服でサングラス。ファミ通とかの対談ではお馴染みの絵だったね。ゲーム業界異例のビジュアルだったから受けたね。ちゃんとカリスマしてたよね。 でもちゃっとブルースブラザース入ってたと思った人も少なくないんじゃないの? スーパーファミコンで女神2作をリメイクした「旧約・女神転生」は結構真面目に描いてるよ。変な言い方だけど、SFCなりにリアルな感じにリメイクしてる。 これは出来たらもう一度やってみたくなるね。いま攻略本見ながら言ってるんだけど・・・。 今週はM崎との対談(コント)は無いのよ。あいつは今は会議中。なんか真面目に話してるからたまには仕事させよう。 ファミコンからスーパーファミコン、そして進化したハードで展開された女神シリーズの悪魔達。ハード進化ゆえのビジュアルの進化ではなくアレンジや表現方法によるビジュアルの違いをみんなにも見せたいなぁ。でもこれはImagineの範囲ではなく女神全体の世界なんでアトラスの強力が必要になるけどね。 今度のペルソナ。副島が原画を担当したけど相変わらず甘かっこいい絵を描くね。 しかも悪魔はちゃんと金子一馬の絵なんで違和感は最小限になってていい感じだと思うね。評論家じゃないから偉そうに言えないけど個人的にはそう思う。 とにかく女神転生は悪魔と合体。それをリアルタイムに連れて歩けるってんだから、女神ファンにはImagineは一度はやってみたいゲームなはず。旧Imagine改造計画開始からはや1年たつけどやっと見えてきた。開発スタッフは頑張ってます! 次はメガテン開発10年選手プログラム担当のプレイングマネージャー。独占インタビューといこか
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