(16)このごろ六芒星たくさんみるね 2006,05,26, Friday
なんか先週まで世間じゃダヴィンチ・コードばっかりだぁー。
映画公開日までテレビで随分ダヴィンチの謎について放映してた。 謎はダヴィンチからキリストの血縁へ、そしてそれを守る組織へと話題が移って、シオン教団とは!?とかがテーマになっちゃってたんじゃない? 週刊誌は無責任なものでそこにはもうダヴィンチの謎ではなく、 娼婦だったマグダラのマリアがキリストの妻だったこと、その血縁が現在にも受け継がれていること、 もうストーリーはどうでも良くなっちゃって、何処までがホントで出何処まで作り話かがわからなくなっちゃった。 ヴィーナスの頭を神がなでている絵がある。 それを「マグダラのマリアを正式なイエスの後継者と認める儀式」と解釈することが出来るともいう。もうなんでも有りだ。 神が娼婦だったというのが問題なのか、キリストが結婚していたってことが問題なのか、そしてその子孫が今も生きているという話が会ってはならない問題なのか? 映画にも出てきたのが六芒星。いわゆるダビデの星。 上向きの△と、下向きの▽が合体してるマーク。 △が男で、▽が女。わが女神転生では△が神で▽が悪魔と解釈してた。 そして女神(マリア)が蘇る・・・・。 真・女神転生のマークは六芒星の中に女神の顔を埋めた。 映画の最後のシーンに似ていないか。この女神はマグナラのマリアなのか? 9「さてImagineではこのマークは使ってるの?」 M「もちろん使っています。六芒星だけじゃなく五芒星も床のデザインで使ってますよ」 9「女神転生でお馴染みのこのマーク。六芒星に色々な文字が入ってるでしょう?これは何語だよ?」 M「ヘブライ語とラテン語だそうです。」 9「意味は調べたのか?」 M「アトラスの辞書によりますと・・・」 9「それこそ女神転生関連の出版物はM崎にとってバイブルなんだな」 M「アトラスの辞書によりますと・・・・『女神』シリーズのタイトル画面などで使用される「六芒星マーク」に記されている「A・G・L・A」の文字はヘブライ語で「永遠に御業尊き主」を指し、「TE・TRA・GRAM・MA・TON」はヘブライ語で「四文字の神」。 「AΠ」はギリシア語で「最初にして最後の唯一の神」を指します。「QVODINFERIVS」はラテン語で「至上なる方」を指し「MICROPROSOPVS」はラテン語で「大いなる知恵の主」ということで、全て「唯一神」を指す言葉になっています。」 9「ほう〜。良く勉強しているジャン。俺は昔のことなんで忘れちゃったよ。」 M「昔はこのマークを前面に出してましたよね」 9「このマークはシンボルとしてほら公式攻略本の表紙とかになっていたんだ。これってCGじゃないんだよ。女神の顔のデザインは金子デザインだけど線画だったし、これは20mmくらいの厚いクリスタルガラスにサンドブラストという技法でマーク部分を削っていったんだ。削られた部分はざらざらしたフリスティな状態。ヨーロッパ調のカフェなんかにある装飾ガラスのような感じに仕上げたんだ。それを撮影スタジオに持っていって、黒の紙の前に立たせて、左右から赤、青、黄の光をあててへこんでるマーク部分だけに色が入るようにして、最後にバックの黒い紙を斜めに切れ込みを入れて裏から500wの強烈な青い光を当てる。そうしてあのマークを撮影したのさ。今ならCGでちょちょいのちょい!って感じだろうけど。」 M「・・・・・・・・・・」 9「それとこのペンダントヘッドも作って売ったよ。」 M「うわっ。ホントだ。」 9「いまだにクロームメッキが光ってるのは、銀をプレスしてその上にクロームかけてるるかららしい」 M「合体だって六芒星のうえで行なったりしてますよね」 9「とにかく、このマークがダヴィンチ・コードのおかげで日の目を見ることが出来たよ。」 M「もうすぐ666も帰ってきますしね。」 9「今年は悪魔復活の年かぁ〜?そうだとImagine出陣には最適だな」 今回のテーマは六芒星。この三角の合体はやはりパワーを感じざるをえないな。
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