ヨシト
都内某所の高校生。2-D在籍。
ほとんどの競技をソツなくこなすスポーツマンだが、基礎体力が高いだけで、特定の部活動に属しているということはない。進学校に通う為、単身赴任の父親と共に上京。男二人の、気ままな生活を送っている。
歳の離れた妹と、2歳年上の姉がいる。

生来の情の篤さに加え、面倒見もよいことから周囲の評価も高く「これでサムいジョークさえ言わなければ...」と、彼の友人たちは落胆を禁じえない。但し、本人は至って真面目。「破壊天使」とは、そんな場の空気を完膚なきまでにクラッシュする彼の発言に対し、クラスメートのユミが命名したものである。
別の友人からは「デストロイヤー」とも呼ばれているが、いずれも「不当な評価」だと本人は憤慨している。

趣味はギター。いつかは、床にギターを思い切り叩き付けるほどトランスしてみたいと考えているが、ギター本体にかかった費用や、それを得る為の日々の苦労、また実際にそれを行動に起こした後の後始末を考えると、どうにも実行できないでいる。自分のものではなく、心置きなく壊してもいいギターが目の前に現れたら、それは実行に移されるかもしれない。

リエカとは高校になってから知り合ったが、家が近い事から親しくなった。彼女のアクティブさに惹かれているが、それは恋愛対象としてではなく、主に研究対象としてである。

この日「影を追う者」の導きにより、突如として203X年のトウキョウに召喚される。荒廃したトウキョウで、リエカを探す為、そして現代へと戻る為に、彼は悪魔召喚プログラムを受け入れる。

リエカ
ヨシトと同じ高校で、2-E在籍。
好奇心が旺盛で、カメラを片手に世界中を旅する夢がある。ともすれば、気を惹くものに対しては首を突っ込みたがる癖があり、それが長じてトラブルに発展することも。17年生きている(という)黒猫を飼っている。

警察官の父と母を持っているのだが「正義感」だとか「法の精神」とは微妙に無縁。基本的に自分の直感を信じて行動する為、好意的に見れば一途なのだが、それを見ているほうは心休まる暇がない。もちろん、巻き込まれた側はもっと休まらない。ヨシトと出会ってからは、彼がリエカの後見人となっているフシがあり、彼女自身もヨシトの事を良き友人と思っているようだ。

特技はコークスクリューブローによる、ハートブレイクショット。かつて学内でも「札付きの不良」と呼ばれた少年と対峙した際に、互角の戦いを展開した事から、ボクシングマニアの学校用務員がプロ転向を勧めたとか勧めないとか。後のエニグマ暗号機盗難事件では、踵落としも相当な威力があることが判明。一般とは別の意味で「高嶺の花」と呼ばれている。

ヨシトとは、帰路でよく会う事から親しくなる。
その為、よく友人らに関係を疑われるが、その可能性はまったくないと本人談。

この日「影を追う者」の思惑に巻き込まれる形で203X年のトウキョウに召喚されるものの、その過程でヨシトとはぐれてしまう。謎の女の真意を知る為に、リエカもまた悪魔召喚プログラムを受け入れるのであった。

影を追う者
ヨシトとリエカを203X年のトウキョウに誘った張本人。
その目的や背後関係の一切は謎に包まれている。